年賀状

昨年の12月に亡くなった時に来年の年賀状はとは?基本とよくある疑問をまとめて解説

公開:2026.06.18 更新:2026.06.18

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「昨年12月に大切な方を亡くしたけれど、元旦の年賀状はどうすればいいのだろう……」と、不安を感じてはいませんか?年末の慌ただしい時期に、こうした身内の不幸が重なると、周囲への配慮やマナーが気になり、判断に迷うのは自然なことです。「来年の年賀状は送っても良いのか」「喪中はがきを送るべきか」といった疑問に対し、一般的な慣習に基づいた考え方をお伝えします。この記事を読むことで、状況に応じた適切な振る舞いを整理し、落ち着いて準備を進めるための指針が得られるはずです。

昨年の12月に亡くなった時に来年の年賀状はについて

12月に身内が逝去された場合、その時点ですでに喪中期間に入っていると考えるのが一般的な考え方といえます。そのため、翌年の元旦を迎える際も、基本的には「喪中」の状態にあると捉えて対応を検討しましょう。年賀状は新年をお祝いする慶事の挨拶であるため、不幸があった直後の時期には、お祝いの形式を避けるという配慮が求められるからです。

まず、年賀状を送るか、あるいは控えるかの判断基準について整理してみましょう。親族や親しい友人に対しては、年賀状の代わりに「喪中はがき」を送るケースが一般的です。これは、不幸があったことを相手に伝えつつ、お祝いの形式である年賀状を避けるという配慮に基づいています。喪中はがきを用いることで、「本来であれば年賀状をお送りするところですが、あいにく喪中につき失礼させていただきます」といった意図を、言葉を尽くさずとも伝えることが可能になります。

一方で、仕事関係者(取引先や上司)に対しては、相手に過度な負担を感じさせないよう、標準的なビジネス儀礼に従うことが求められます。相手の状況やこれまでの関係性を考慮し、慎重に判断することが大切です。例えば、非常に親密な間柄であれば喪中はがきを送ることも考えられますが、形式を重んじるべきビジネスシーンでは、年賀状を控えるか、あるいは簡素な挨拶にとどめるなどの調整が必要になる場合もあります。

また、もし以前から「年賀状じまい」を検討していたのであれば、この機会に整理を進めることも一つの選択肢となります。喪中という節目において、今後の挨拶のあり方を見直すことは、無理のない人間関係を維持することにもつながるかもしれません。突然の不幸によって、これまでのやり取りを継続することが難しくなった際、無理に形を保とうとせず、新しい形での交流を模索するきっかけとして捉えることもできます。

具体的なスケジュールについても意識しておきましょう。喪中はがきを送る際には、12月上旬には印刷業者を選定し、12月中旬までには投函を終えることを目安に動くのが望ましいといえます。あまりに遅すぎると、相手がすでに年賀状の準備を終えてしまっていたり、お祝いの準備に入っていたりする可能性があるため、早めの準備が重要となります。住所変更がある場合などは、正確な情報を記載することが重要です。こうした細かな配慮の積み重ねが、マナーとしての品位を保つことにつながるのではないでしょうか。

よくある疑問と注意点

喪中に関連する文面を作成する際、最も注意すべきなのが「忌み言葉」の使用です。「重ね重ね」「たびたび」「再び」「度々」といった、不幸が繰り返されることを連想させる表現は、受け取った方の心情を慮り、慎むのがマナーとされています。具体的には、「去る」や「降り続く」といった事態の悪化を暗示する言葉に加え、「終わる」「衰える」「落ちる」といった終焉を予感させる言葉も、お悔やみの文脈では避けるべきです。こうした言葉を避け、状況に合わせた落ち着いた丁寧な言い換えを用いることで、相手への配慮が伝わります。また、年賀状で用いる「明け」や「開く」といった慶事(おめでたいこと)を連想させる言葉についても、喪中の時期には慎重に扱うことが求められます。

また、送る側のマナーだけでなく、相手側の状況にも細心の注意が必要です。もし、お送りしようとしている相手が喪中であった場合、年賀状をお送りすることは控えるのが一般的な作法です。特に、昨年12月に身内を亡くされた直後の時期などは、慶祝の意を表す明るいデザインや、金色の縁取り、鮮やかな赤色を用いた華やかな年賀状は、受け取った方の心情にとって精神的な負担になることも少なくありません。万が一、気づかずに送ってしまった場合には、後日改めて「寒中見舞い」として、お悔やみの気持ちを添えて挨拶をするなどのフォローを検討しましょう。寒中見舞いをお送りする時期の目安は、一般的に松の内(1月7日)を過ぎてからとされています。ただし、相手との関係性や、地域・家ごとの慣習によって判断が分かれることもあるため、「一般的には〜とされる」という点に留意しつつ、慎重な対応が求められます。

さらに、自分自身が喪中の場合についても、迷う場面が多いでしょう。親しい友人や恩師に対して、年賀状を出すべきか、あるいは「喪中はがき」としてお伝えすべきかという判断は非常に難しいものです。相手との距離感に応じて、「今年は喪中につき失礼させていただきます」といった一言を添えるなど、状況に合わせた丁寧な対応が望まれます。

最後に、宛名に関するトラブルへの備えも重要です。年末は住所変更や転居が重なりやすく、「あて所に尋ねあたりません」という事態が発生することもあります。郵便局の転居届が出されている場合もありますが、古い住所へ送ってしまうと、相手に転居の知らせを促すような形になり、かえって失礼にあたる恐れがあるため、事前に確認できる範囲で名簿などをチェックしておくことが望ましいです。もし宛先が不明な場合は、無理に送り続けず、状況を確認するか、年賀状じまいを含めた今後の対応を検討するきっかけにするのも一つの方法です。こうした細かな配慮の積み重ねが、相手への思いやりとして伝わります。

まとめ

12月に身内を亡くした後の年賀状の扱いは、相手との関係性や自身の状況に合わせて判断することが重要です。大切なのは、形式的なルールを守ることだけではなく、その根底にある「相手への思いやり」を忘れないことです。

混乱しやすい時期だからこそ、無理のない範囲で準備を進めてください。マナーを意識しつつも、自分自身の心と向き合いながら、落ち着いて進めることが大切です。

次に行うべきアクションとして、まずは送るべき相手のリストを確認し、早めに年賀状や喪中はがきの準備(印刷業者の選定や文面の作成)に取り掛かることをおすすめします。早めに動くことで、年末の慌ただしさの中でも、余裕を持って丁寧な挨拶を届けることができるでしょう。

よくある質問(FAQ)

12月に身内が亡くなった場合、翌年の元旦は喪中にあたりますか?
一般的には、亡くなった年(昨年)からすでに喪中期間が始まっていると考えるため、翌年の元旦時点においても「喪中」であると判断するのが通例です。周囲への配慮として、年賀状ではなく喪中はがきを送ることを検討しましょう。
相手が喪中の場合に、年賀状を送っても失礼になりませんか?
相手が喪中の際、年賀状をお送りすることは控えるのが一般的なマナーです。もしお伝えしたいことがある場合は、時期を改めて「寒中見舞い」として、お悔やみの気持ちを添えて送る方法を検討してみてください。
喪中のはがきを作成する際、避けるべき言葉はありますか?
「重ね重ね」や「度々」といった、不幸が重なることを連想させる忌み言葉の使用は避けましょう。こうした表現を控えることで、相手に不快感を与えず、落ち着いた丁寧な挨拶文を作成することができます。